レンタルスーツケースの選び方。基準が多くて迷う時に選ぶ基準とは?

スーツケースをレンタルする際に、旅の日数を元にサイズだけ指定して検索すればいいのかな、と思ってスーツケースレンタル業社のホームページに行くと選択基準のあまりの多さに驚きませんか?

サイズは当然のことながら、ブランド、カラー、搭乗予定の航空会社、キャスターの数(二輪か四輪か)、TSAロックなどなど。

スーツケースはレンタルでいいかなと思う人はそこまでスーツケースに思い入れがないのでは?と推察いたします。つまりは、スーツケースを選ぶ基準をこんなにたくさん提示されてもどの基準で選んだらよいか分からなくて困りますよね。

そこで、この記事では世界33カ国を旅した旅ペディア編集長が過去の体験を元に、スーツケースをレンタルする際に、どの基準で選んだら良いかお伝えいたします。

結論から言うと次の2つないし3つです。

  1. 旅の日数に合ったサイズ
  2. 素材が固いもの
  3. キャスターが四輪タイプ(選択できるのであれば)

それではそれぞれのスーツケースレンタルの基準について詳しく見ていきましょう。

基準1:旅の日数に合ったサイズ

一般的な旅行の場合、最適とされるスーツケースのサイズは次の通りです(1人分の荷物を入れることが前提です)。

  • 2泊3日: Sサイズ (容量:30~40リットル)※機内持ち込み可能なサイズ
  • 4泊5日: Mサイズ(容量:約60リットル)
  • 8泊9日: Lサイズ(容量:約80リットル)

2泊3日の場合、お土産を大量買いするタイプの人は、もうワンサイズあげても良いと思います。

余談ですが、韓国のお土産で大人気のフェイスマスクは「液体」カウントされる可能性があるので、スーツケースにいれて受託荷物としてチェックインカウンターで預けることをオススメします。また、一枚一枚はうすくても、個包装でそれぞれが水分を含んでいるので想像よりかさばります&重いです。

4泊5日の場合、ビーチリゾートなどであればMサイズで十分ですが、同じ日数だとしても、秋の日本からヨーロッパに行く場合、防寒グッズを結構持ち込まないと寒いので、もう一つサイズをあげるのもありかなと思います。

また、旅先でもオシャレを楽しみたい方は靴を複数持ってくと思うので、やはりレンタルするスーツケースのサイズは目安日数より一つあげた方がよいと思います。

基準2:素材が固いもの

基本的にレンタルするスーツケースの素材はポリカーネードなどの固い素材なのですが、まれにキャンパス地っぽいのをみないこともないので念のため選択基準に上げました。

ご自身がどんなに丁寧に扱おうと、空港職員はかなり乱暴にスーツケースを取り扱いかいます。チェックインカウンターにいるグランドスタッフではなく、その後、飛行機に詰め込むためにコンテナに放り投げたり、コンテナから取り出してベルトコンベアに放り投げる時に、速さを重視するためかとても雑に扱われます。

そのため、柔らかい素材だと中に入ってるものが破損する可能性がググッと高まりますので、レンタルするスーツケースは必ず固い素材のものにしましょう。

基準3:キャスターが四輪タイプ(選択できるのであれば)

スーツケースにはキャスターは二輪タイプのものと四輪タイプのものがあるのですが、断然四輪タイプの方が使いやすいです。どちらも使ったことのある旅ペディア編集長の経験則です。二輪タイプだと本体を傾けないと運べないのですが、四輪タイプだと軽く押すだけで運べるので移動がとても楽です。

今レンタルできるスーツケースはほぼ四輪タイプだと思うので特段気にしなくても良いと思うのですが、〇〇だけは、レンタルするスーツケースの基準に四輪タイプか二輪タイプか選択できるようになっているので、ここできちんと四輪タイプを選択しないと二輪タイプのスーツケースがお手元に届きかねないのでご注意ください。

余談ですが、旅ペディア編集長の中で二輪タイプのスーツケースの筆頭といえばグローブトロッターだったのですが(そもそも、グローブトロッターのような超高級スーツケースにはキャスターはついてないんですけどね。自分ではなく誰かに運んでいただくのが基本の階級の方々が所有するものなので)、グローブトロッターのホームページを見ていたら最近では四輪タイプのものも出していることがわかりました。時代と共に変化してこそ生き残っていくんですね。

その他の基準の考え方

セキュリティ

そもそもスーツケースにカギはかける必要があるのか

みなさんはスーツケースにカギはかけますか?

旅ペディア編集長はスーツケースの鍵に関するトラブルを様々経験してきた結果、今はスーツケースにはカギは一切かけません。そのかわり、スーツケースには紛失して困るものは一切入れないことを荷造りの条件にしてます。

そもそも過去に何が起こったのか3つほど事例をご紹介します。

初級 カギをなくす または 暗証番号を忘れる

カギは幸いなことに家のどこかでなくしたので、旅先で荷物が開かない!ってことはなかったのですが、荷造り中に発覚して、あきらめて旅の間中カギかけなかったけど特段問題はおこらず。

また、カギがそもそも必要なくて、自分で番号合わせるタイプのスーツケースもありますよね?こちらに関しては、知人がたまーにしかスーツケースを使わないため、自分で設定したはずの番号思い出せず困ってるのをみたことがあります。

この初級編の事案は几帳面なタイプの人なら問題なくクリアできるかと思います。が、年に1,2回、下手したら2,3年に一回しか使わないものの管理は通常とは異なるのでは?と申し添えます。

中級編 カギを中に入れたままロック

この事件を起こした友人のスーツケースはカギがなくてもロックできるもので、いまでもけっこう見るタイプです。分かりやすく説明するため南京錠でロックしていた、と思ってこの話を読んでください。

旅初日の朝、意識がぼんやりする中荷造りをしたらしい友人。沖縄の離島で夜宿に着き、いざスーツケースの南京錠オープン、と思ったら、

「やだ!カギ入れたままロックしちゃった!」

と、イヤすぎる告白が。

何がイヤって沖縄の離島です。東京みたいに

「カギ なくした」

で検索して開けに来てくれる業者なんていないんです(バカにしてるわけではなく、そういう行動を取ろうとした我らを島民がやんわり注意してくれたのです)。

カギさえかけなければ(涙)

この中級編の事案はそもそも南京錠タイプのスーツケースを使わなければ済む話なのです、レンタルしたスーツケースが、スーツケースの中にカギを入れたままロック可能な仕様になってないか確認することをオススメいたします。

ちなみにこの事件、ダメ元でヘアピンでカチャカチャしてみたら開いたんですよね。自分の新たな才能に気づいた日でもあります。

上級編 設定した番号が勝手に変わる

これはよくあるダイアル式で3つの番号をあらかじめ自分で決めて設定するタイプのロックです。初級編と違って、番号を正確に覚えていても、紙やスマホにメモしていたとしてもその番号で開かないケースがあるんです。実際旅ペディア編集長

それはなぜでしょうか。

答えは「強い振動が与えられた時に、解錠する番号の組み合わせが勝手に変わる」からなんです!

これは私が実際に体験したことで、3桁の番号ならこれしかない、という番号で、行きの飛行機乗る前にチェックインカウンターで荷物取り出したりする時には空いたんですよ。飛行機に預けて手元に戻ってきていざ開けようとしたら、開かない。。。数時間前には開いたのに。。。

という経験をしていたので、もう一切しめません!

ちなみにこの時は解決策のオプションが3つありました。どれもネットで検索した解決策です。

①解錠番号は、ずれたといっても全部がぐちゃっとなるのではなく、振動で前後に動くだけなので大幅に変わることはない。ので、元の番号を起点に一つずつずらしていくと開くよ、という解決策

②リモワだったので、直営店に持ち込めば、どの番号で解錠できるか分かる素晴らしいツールで解錠番号が分かるよ、というこれ以上ない安心感をもらえた素晴らしい解決策(ちょうど滞在先がヨーロッパの大都市でリモワ直営店があることを確認済)

③(リモワの場合、だった気がするのですが)振動で番号が変わったらまず試すは000というウソカマコトかマユツバっぽい解決策

②の情報を得て安心して①をやってたのですが、だんだん疲れてきて③を試したら本当に開いたという、まさに「事実は小節より奇なり」を体感した出来事でした。

TSAロック(渡航先がアメリカの場合のみ)

スーツケースについて調べているとこの単語をよく目にするのではないでしょうか。

これはそもそも何かと言うと、アメリカ運輸保安局(略称TSA=Transportation Security Administration)によって認定されたカギのことです。

2011年9月11日に起きたテロ事件以来、アメリカ運輸保安局は預けられたスーツケースについて中身を確認することができる権限を持つようになりました。その際にTSAロック以外のカギの場合は、施錠していると壊されて開けられる可能性があります(なので旅ペディア編集長はそもそもカギをかけないという選択をしております)。

しかし、TSAロックで施錠されている場合は、アメリカ運輸保安局の職員が持っている特殊なツールを使って鍵をこわさずとも、スーツケースを開けることができるのです。

ちなみにこのロックができた当初はこのロック搭載であっても鍵をかけてはいけないという指示があって、カギをかけないままスーツケースを預ける必要がありました。その後鍵をかけた状態でスーツケースを預けても良いことになったりと細かくルールが変わってめんどくさくなってしまったので結局鍵をかけないと言う結論に達しました。

ここまで読んでいただいて分かる通り、渡航先がアメリカであれば考慮しても良いですしアメリカでなければ特に考慮する必要はないといえます。

ブランド

スーツケースレンタル業者のサイトに行くと、ブランドを絞り込み基準にしているところはけっこうあります。

ではどのブランドを選んだら良いのでしょうか。

みなさんは「何色のスーツケースをレンタルしたら良いでしょうか?」と質問されたら何と答えますか?

私の回答もそれと同じです。

「お好きにしてください」

そもそもこの設問は、高級ブランドのスーツケースの購入を検討している人のために設けられている項目だと思っています。

なので、スーツケースレンタル派の方はブランドは一切無視で良いのではないでしょうか。その他の条件で絞り込んで価格も全く同じだった場合にパッと見の好みで決めてください。

あえていうなら、各ブランドスーツケース誕生の地に行く時に、そのブランドのスーツケースをレンタルしてみる、というのはおもしろいかもしれないですね。

サイズ(番外編)機内持ち込み

機内持ち込みができるサイズかどうかを絞り込みの基準にしている業者もいますね。

機内持ち込みと一口に言っても、実は各社微妙に機内に持ち込めるサイズが違うのでご注意ください。

機内持ち込みのスーツケースをレンタルした方が良い場合とはどんな場合でしょうか。

ズバリ飛行機が目的地に到着してから空港を出るまでを最短で行きたい人、です。

最近は比較的飛行機からスーツケースなどを下ろすスピードが速いので、飛行機が着陸してから最速でスーツケースが出てくるターンテーブルに向かうともうスーツケースが出始めてるということがよくありなと思いますが、航空会社や空港によって、また天候条件によっては、ターンテーブルでスーツケースが出てくるのに30分待つことが十分ありえます。なので、飛行機が到着してから到着地での予定まであまり時間がない人は機内持ち込みができるかどうか、でレンタルするスーツケースを選ぶのは非常に重要です。

空港を最速で出るために抑えるべき五つのポイント

ただし、飛行機が到着してから最速で空港を出るには単にレンタルするスーツケースを機内持ち込みサイズにするだけでは足りません。

①飛行機を予約した際に前方の座席を指定

飛行機を予約したら必ず座席予約も行いましょう。それも極力前方の席をとる必要があります。後ろの方だと、そもそも飛行機から降りるまでに時間がかかりタイムロス。飛行機の大きさにもよりますが、前と後ろで10分から20分は差が着きます。

飛行機に搭乗する際はなるべく早く飛行機に乗り込み、機内持ち込みサイズのスーツケースを自分の席の真上にする。せっかく前の席を確保しても、飛行機に乗り込むのが遅いと、自分の席の真上の棚が他の人の手荷物でいっぱい、なんてことがありえます。その場合、機内持ち込みサイズのスーツケースは他の荷物と比べて大きめなので、空きスペースを探しけっこう自分の席と離れた場所に積まれてしまうことがあります。そうすると元も子もありませんので、飛行機の搭乗は早めを心がけましょう。

②早めに搭乗して座席の上の棚にスーツケースを収納

飛行機に搭乗する際はなるべく早く飛行機に乗り込み、機内持ち込みサイズのスーツケースを自分の席の真上にする。せっかく前の席を確保しても、飛行機に乗り込むのが遅いと、自分の席の真上の棚が他の人の手荷物でいっぱい、なんてことがありえます。その場合、機内持ち込みサイズのスーツケースは他の荷物と比べて大きめなので、空きスペースを探しけっこう自分の席と離れた場所に積まれてしまうことがあります。そうすると元も子もありませんので、飛行機の搭乗は早めを心がけましょう。

③着陸態勢に入る直前にトイレを済ます

飛行機が着陸に向けて高度を下げる直前にトイレに行っておきましょう。急いでいる場合、空港はすべて移動に使うべきであってトイレに並んでいるヒマはありません。それでもどうしてもトイレに行きたくなったら入国審査が終わってからにしましょう。

④到着後使うトイレは到着ゲートから3つ目以降

空港でトイレに行くなら、飛行機を降りて最初と次のトイレは避けましょう。空港にはあちこちトイレがあるにも関わらず、なぜか人が殺到するのは飛行機から降りてすぐのトイレ。ちょっと先に行っただけで空いてるのでどうしてもトイレに行きたい時はちょっとだけガマンして先のトイレに入ると結果時短できます。

⑤入国審査所までは気持ち早足で進む

入国審査の列に並ぶまでは気持ち早足で進む。入国審査は飛行機到着のタイミングでかなり待つ時と待たない時があります。自分が乗った飛行機と同着で複数の飛行機が到着すると、入国審査の列がえげつないことになります。早足で歩くと他の飛行機の搭乗客が入国審査の列に並ぶ前に滑り込むことができるので、急ぎましょう。

例えば私はニューヨークに着いた時、入国審査に全く並ばなかった時と1時間も並んだ時があり、1時間も並んだ時は放送で、「ただ今複数の飛行機が同時に到着したため、入国審査には時間がかかります」とのアナウンスがあったくらいです。

また、友人と旅行をしていて互いにマイルを使いたかったので友人が一足先に現地入りし、私がその次の日に現地入りしたことがありました。現地住みの友人が迎えに来てくれることになっていたのですが、前日到着した友人が入国審査にものすごい時間がかかったと言うことで、その時間を見越して空港まで迎えに来るのを遅らせたことがありました。でも私は入国審査がとてもスムーズで、かなり空港で待ちぼうけを食ったことがあります。

シチュエーション別

弾丸ツアー

最近日帰り台湾や日帰り韓国がはやってます。滞在時間の1分1秒も無駄にできない、そんな場合は、やはり機内持ち込み可能なスーツケースのレンタルがオススメです。

が!LCCを使う場合、機内に持ち込める荷物の重さに制限があり、スーツケースを持ち込んだら大体その重さで終わってしまうので、スーツケース自体をオススメしません。

が、お土産でパックや液体を買う場合は、空のスーツケースを行きは機内持ち込みにし、帰りにお土産をつめてチェックインカウンターで預けるのはありかなと思います。

鉄道の旅

旅ペディア編集長は特に鉄というわけではないのですが、乗ったことがない乗り物には乗りたくなります。なので、うっすら乗り鉄の気があるかもしれません。

鉄道の旅をする場合、荷物は手元に置いておきたいので、その場合にレンタルすべきスーツケースは、『キャスターストッパーがついているもの』です。

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