レンタルしたスーツケースを破損したら?保障は?

自分のスーツケースが破損したり盗難にあうなんて想像するだけでイヤですよね。ですがそれは自分の持ち物、対処法を自分で選ぶことができますよね。壊れた場合、そのまま何とか使い続けるのか、それとも修理して使うのか、はたまた思い切って買い換えるのか、など、金銭的に自分にとって一番折り合いのつく選択肢を取ることができますよね。

では、レンタルしたものを壊してしまったり、盗難されてしまったりしたらどうなるのでしょうか。気になるところだと思うので調べてみたところ、会社によってかなり対応に差があることが分かりました。

レンタルしたスーツケースを破損したりした場合の補償はシンプルに次の2つです。

 ●完全にレンタル会社が負担

 ●限りなく自己負担

完全にレンタル会社が負担

もうありがたいの一言ですね。汚れや破損の場合、アールワイレンタルDMMいろいろレンタルは完全にレンタル会社が補償してくれます。スーツケースを汚したり破損してしまっても安心です。

さらに、アールワイレンタルは盗難や紛失にあっても補償してくれる懐の深さ。何が起こっても安心です(何もないに越したことはもちろんありませんが)。

限りなく自己負担

「限りなく」自己負担とはどういうことでしょうか。具体例を見ていきましょう。

<例1>スースケースレンタル エース(Q&Aより)

『レンタル商品が盗難・火災事故にあった場合は、盗難証明書、被災証明書をご用意いただければ、その範囲で賠償責任を問いません。

証明できる書類の無い場合は、商品の修理費用または市場購入価格をご請求いたします。』

火災に巻き込まれるより(スーツケースが焼失するぐらいの火災に巻き込まれたらもう命があってよかったね、に尽きるのではないでしょうか)、盗難に遭う可能性が高いと思います。実際私の周りで海外旅行に行って火災に巻き込まれてスーツケースが焼失・破損、は聞いたことがないのですが、スーツケースの盗難はちょっと目を離した隙にやられたというのは聞いたことがあります。海外において起こり得る盗難については補償されるならよかった、と思った方、再度文章をよく読んでください。「証明書をご用意いただければ」とあります。丁寧な口調でものすごいこと言いますね。

「え、証明書があればいいんでしょ」と思った方は2つの点を見落としております。

 その1:語学力

「レンタル会社に補償してもらうために証明書が欲しい」と外国語で説明できますか?翻訳機を使ってこの言葉だけ言えたとしても、様式は、とか、盗難にあった時の状況とは?とか色々と質問されますので、そのすべてに回答するのはなかなかの至難の技ではないかなと思います。

 その2:外国の事務手続きの手際の悪さ

日本以外の国の事務手続きの遅さ、不正確さについて理解しているでしょうか。

フランスに住む友人がこんなことを言っておりました。「日本に住んでいた時は、当たり前すぎて気づかなかったけど、こっち(フランス)は予定通りにいかないことが基本だから(特に行政関連の事務手続き)」。。。

外国に住む日本人のエッセイなどを読むと、「手続きをしに市役所に行くと書類Aが足りないと言われた。それを持って再度行くと今度は書類Bが足りない、と言われた。」のような、日本だったらありえない対応をみなさん「それがフランスだから仕方ない」と締めくくっているんです。絶対期待できない、外国の行政手続き。

外国語ができて、忍耐強さにも自信がある方が中にはいるかもしれませんが、それでわざわざ旅の時間をロスしますか?私はもったいないなと思ってしまいます。

なので、スーツケースレンタル会社の「証明書があれば補償します」は、「補償しません」と同義だと思った方がよいと思います。

ということで、エースさんはじめ、証明書があれば補償するといっている会社については補償なし、と考えた方が良いかと思います。

そしてレンタルしたスーツケースの破損等の補償については、海外旅行保険でまかないましょう。旅ペディア編集長は「海外旅行保険は絶対入る派」です。そして全旅人が入るべきだと思っています。

<例2>トラベル館

こちらはレンタル料金の10%を上乗せすると補償に入ることができます。

しかしこの補償対象が限定的なのです。

『偶然かつ外来(予期し得ぬ)の事故によって物件に生じたすべての損害』

例:落雷。  なかなかないですね。。。。証明書の提出が必須なものもありハードルがやや高めです。

そして補償対象外なのが、海外旅行ではあるあるの次の内容です。

(1) 紛失、置忘れ、詐欺、横領、差押等、物品をご返却頂けない場合

(2) 水濡れ、水没、風雨による水災等、水に起因する機器の故障

(3) 破損、故障が予見される使用方法及び収納方法に起因する事象

(4) 盗難(警察の盗難受理・不受理に関わらず)

(5) 過度な汚損、異臭

(6) 本来の使用方法を逸脱したご使用によって生じる破損、及び故障

(7) 機器を解体・改造を行った場合

(8) 戦争及び紛争、暴動、テロ、災害等が発生している地域における使用

1〜7は何となく分かりますが8に至ってはむしろレンタルを最初から拒否してくれてもいいのに、とすら思ってしまいます。

結論: スーツケースをレンタルする際に補償内容の確認は不要

スーツケースレンタルの際の補償の観点からは、海外旅行先で起こり得る盗難や破損等を無条件で補償してくれる会社を選ぶのが良いと思います。

しかし、海外旅行保険に入ればほぼ補償されますので、スーツケースをレンタルする際の会社選びの際は考慮しなくて良い、というのが結論です。

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